ステロイドとヘパリン類似物質使っていますか?

こんにちは。
BIRAI-moistの井上です。

ヘパリン類似物質のクリームや
ローションをあなたは、
酒さ治療の為
使用した事がありますか?

ヘパリン類似物質とは
人の肝臓で生成される糖類の一種である
ヘパリンに似た成分で、水分子を
引き寄せて保持する特性があります。

肌内部の角質層まで浸透しやすく
保湿効果がとても高いとも
言われているのが特徴で
スキンケア製品にも多く
配合されています。

主な作用は3つで
・保湿
・血行促進
・抗炎症
になります。

ケロイドの治療や予防にも
用いられることがあるので
お肌がボコボコの状態の場合や
アトピー治療の際に良く
処方されます。

基本的には副作用の発生頻度が少なく、
赤ちゃんから高齢者まで使用出来る
とされています。

しかし、ヘパリン類似物質には
血液が固まることを制御する
作用があるので、傷口などに
使用してはいけません。

血行が促進される為、稀に
より赤らみが酷くなる場合も
ありますが、併用している
化粧品アイテムに反応している
という事もありますので、
どんなケアをするのにも
お肌の調子は必ず確認した方が
おススメです。

酒さの様な症状が出るお肌は
とても敏感で、乾燥をしている
ケースが多い為、ヘパリン類似物質が
配合された保湿剤の処方を
ステロイド剤と一緒に処方される事が
多いのです。

画像参照:藤田医科大学総合アレルギーセンター

お肌には元々、紫外線や細菌、
有害物質といった外的刺激から
守る役割があるのですが、酒さの場合
角質層のバリア機能が低下していて
少しの刺激も防げなくなり
炎症を起こしてしまいます。

お肌が薄くなっている事も原因となり
より一層外部からの刺激を
受け付けてしまうのです。

ヘパリン類似物質が配合された
クリームなどで、薄くなった皮膚を
保護していき、ステロイドで炎症を
抑えていくというのが、医療の世界では
一般的な見識の結果なのだと思います。

しかし、いくら薬を使っても
日々の生活の中でお肌細胞を育てて
いかなければ、悩みは解決する事は
ありません。

ですから、日々のセルフケアも
コツコツと行ってください。

そうする事で、バリア機能も
安定してきて、徐々に理想の肌へと
導いてくれますし、毎日の積み重ねで
お肌はきっと答えてくれますよ。

酒さで絶対にやってはいけない事なども
どんどん、更新していきますので
次のブログも楽しみにしてくださいね!

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